あなたは冬になると太ると感じたことは、ありませんか？
実は冬は痩せやすい季節なのです。それは単純に寒くなると体温を維持しようと身体が頑張るからです。
ではなぜ、太ると感じる人がいるのでしょうか。
今回は、そんな冬になると太ると感じる方へ向けて、冬ならではのダイエット法をお伝えします。
人は寒さに弱い動物だった
これまでの人類史の研究によると、人類の祖先はアフリカで誕生したと言われています。そのため、人はそもそもあまり寒さ適さない動物なのです。
そして進化の過程で、火の発見と、道具を使うことで体温維持の役目を担う体毛さえも最小限になるよう進化してきたと考えられます。
しかしその寒さに弱いという点こそ、私達が冬は痩せやすいという最大の証拠なのです。
人は、恒温動物のため寒いと感じると体温を一定に保つために様々な反応を起こします。
例えば寒さを感じると、鳥肌が立ったり、震えたりします。そして、身体が縮こまり動きづらさを感じることもあるでしょう。これは、全て体内の温度を外へ逃がさないための体温維反応なのです。
しかしこの反応は、通常よりも多くのエネルギーが必要とするため同じ食事をしたとしても、夏よりも冬は、自然と消費されるエネルギーが多くなります。
自然界の動物にとっては死活問題ですが、飽食の時代に生まれダイエットと闘う女性にとっては願ったり叶ったりなのです。
しかしながら、ダイエットをする人にとって冬は太ると感じている人が多いのも事実です。
では、なぜ太ると感じている人が多いのでしょうか？
その理由について説明していきましょう。
冬に太ると感じる理由
冬は太りやすいと感じる人が多い理由は、大きく分けて2つあります。
- トータルの消費エネルギーが減っている
- 体温維持機能がうまく働いていない
もちろん両方同時に起こっている方も少なくありません。
逆に言えば、この二つを解決できれば寒い冬でも痩せ体質を手にいれることができます。
そのために以下で、もう少し詳しく解説しましょう。
１．トータルの消費エネルギーが減っている
原因は、運動不足と過食です。
寒い日が続くと運動する気も起きない気持ちもわかります。運動する以前に、外出することすら億劫になることでしょう。加えて暖かい部屋で、リラックスしているとついつい食べ過ぎてしまうものです。
たとえ冬が痩せやすいと言っても、そんな生活では太ってしまって当たり前です。
冷静に自分の普段の行動を見返す習慣をつけましょう。
２．体温維持機能がうまく働いていない
こちらは自律神経の乱れが大きく関係しています。
自律神経は交感神経と副交感神経に分けられており、寒いと感じたときに身を震わせたり、血管を収縮させて熱の発散を防ぐのは交感神経の働きによるものです。
逆に暖かいところでは血管を膨張させ血流をよくし、リラックスさせるのは副交感神経の役割です。
自律神経が乱れると環境の変化への対応ができなくなるのです。
現代は自律神経を乱す最大の要因であるストレスが多く、自律神経を整えることは意識的に行う必要があります。
冬の痩せ体質になる方法
ではここからは、実際にどうすれば痩せ体質になれるのかをご紹介致します。
もちろん、適度な運動とバランスの良い食事、しっかりした睡眠が必要なことはもちろんです。
その上で意識して欲しいことは以下の3つです。
- 軽い運動の習慣をつくる
- 身体を中から温める
- 自律神経を整える
１．運動の習慣を作る
まずは運動の習慣をつくることです。
運動の機会を気分にまかせていると、必ず挫折してしまいます。
また、運動しなければならない気持ちと、運動したくない気持ちの葛藤で頭はストレス状態になり最悪の結果を招いてしまいます。
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２．体を温める
次に身体を温めるです。
寒いと感じことは大切なのですが、冷え過ぎると今度は逆に代謝や身体の機能を下げる反応が起こります。
表面は寒く、内部は暖かくと覚えましょう。
厚着をするよりも、首や背中などを温めると内臓の活動も妨げられず代謝機能を維持することができます。
３．自律神経を整える
最後に自律神経を整えるためには、何よりも呼吸です。自律神経は、そもそも自律しているためコントロールできるものではありません。
ただし、腹横筋を動かすことで間接的に自律神経に働きかけることができるのです。
できれば、寝る前と起きて直ぐの一日2回に呼吸をする時間をつくりましょう。そうすれば、睡眠の質も上がり、疲れにくいという利点をプラスでついてきます。
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まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか？
これまで冬は太ると思って諦めていた方も、ポイントを意識して、この冬は痩せ体質を手にいれて下さい。
そして、くれぐれも年末年始の暴飲暴食はお気をつけて！
この記事が、お困りのあなたのお役たてれば幸いです。
