あなたは美尻になりたいと思ったことは、ありますか?
少し前まで、女性が運動して変えたい体の部位TOP3は、足・二の腕・ウエストでした。
しかし最近ではお尻にも注目が集まっており、美尻トレーニングに美尻トレーナー、美尻コンテストまで開かれるようになりました。
その影響か、スポーツジムでも熱心にお尻を鍛える女性が多くみられます。
確かにお尻の筋肉を鍛えることは、メリットが多くお勧めです。
ただ残念なことに「脚が太くなってしまった」「膝が痛い」などの(トレーニングに関する)相談が増えているのも事実です。
なかには、「毎日筋トレしている」「とにかく重くできるように頑張っている」など間違ったやり方で一生懸命頑張っている方もいます。
これでは理想の美尻からは程遠く逞しい筋肉が出来上がるばかりか、日常生活に影響がでるくらいの怪我にも繋がりかねません。
そんな女性の悩みを解決するために今回は、美尻トレーニングでも間違えやすい「スクワットの正しいやり方」を解説していきます。
スクワットってどんなトレーニング?
スクワットとは股関節、膝関節、足関節を曲げることで下半身全体の筋肉を使うトレーニング方法の総称です。スクワットの中にも、多くの種類があり、鍛える部位が変わるため、目的によって選ぶことが重要です。
スクワットの種類
ノーマルスタンススクワット
一般的なスクワット。足の幅を肩幅に合わせて行う。
ワイドスタンススクワット
足幅を広くして行うスクワット。
ナロースタンススクワット
ノーマルスタンススクワットよりもも足幅を狭くして行うスクワット。足幅が狭いことで、弱くなり易い内ももの強化に効果がある。
ブルガリアンスクワット
ジャンピンスクワット
シシスクワット
スクワットの効果
美尻
代謝アップ
下半身の柔軟性と筋力バランスの強化
スクワットを行う際のポイント
今までスクワットで、膝を出さないようにアドバイスを言われたり聞いたりしたことは、ありませんか?
このアドバイスは、スポーツジムでも当たり前のように言われます。これはヒップアップや筋トレが目的の方に限ります。
スクワットは膝を出さないが正しい訳ではありません。
なぜならスクワットでは身体の中心から遠い場所ほど負担がかかります。もし、リハビリなどで太ももや膝の強化をしたいなら膝を出すスクワットを行うこともあるからです。お尻を鍛えたいならお尻を遠くにすると鍛えることができるため、お尻を引くアドバイスをするのです。人によっては、足首や股関節が硬いためにどうしても膝を出さないとスクワットできない方がいます。そんな時は、膝を出さないを厳密に守らなくても大丈夫です。
スクワットとセットで行いたいストレッチ