太らない習慣を身につける!食べても痩せてる人のリバウンドなし最強の体質作り

あなたは太りやすい体質だと思いますか?それとも太りにくい体質ですか?

多くの人は太りやすい体質だと感じていると思います。

なぜなら本来、人間を含む動物は過酷な自然環境の中で生き抜くために、体内に可能な限りのエネルギー備蓄が欲しかったからです。

太りやすい体質の人は言い換えると、飢餓でも生き残れる可能性がある体質なのです。

これまで何千人のダイエット指導を行う中で太りにくい体質になりたいと希望する人が多くいました。そのたびに考え方を改めるよう指導してきました。

なぜなら太りにくい体質を目指すと体の健康を阻害する可能性があるからです。

太りにくい体質は、食べた物を栄養として吸収しにくい体質と言い換えられます。そのため他の人より、多くの食事を必要としているだけなのです。

だからこそ私は、太りやすい体質には感謝すべきだと考えています。

ただ誤解しないで下さい。太りやすい体質の人が、必ず太るわけではありません。

太りやすい体質と同時にエネルギーが燃えやすい体質を持っている人は、健康かつ痩せて引き締まった体を手に入れることができるのです。

そしてそれこそがダイエットで目指すべき最強の体質です。今回はその最強体質になるために必要なことについてお話しします。

体は習慣でできている

まず体は習慣によって作られることを理解しましょう。

なぜなら基本的に人間の体は、エネルギーを貯め込む体質だからです。

(稀にエネルギーを貯め込みにくい体質の人もいます。ただその殆ど方が様々な不調や虚弱などで悩まれており、目指すべきではないと考えています。)

あなたは食事で何を食べるか、どこで食べるかなどをしっかり吟味していますか?

おそらく選んではいても何となくや気分でと言う人が多いでしょう。

それがまさに習慣です。

人が無意識に行う行動のほとんどは習慣によって決まります。

そして体はあなたが食べる物で作られるわけですから、体は習慣でできていると言っても過言ではありません。

ジャンクフードやスナック菓子を無意識に選び大量ため込めば太ります。サラダや豆腐など低カロリーで消費エネルギーを下回れば痩せます。それだけの話なのです。

確かに体質に目を向けることは重要ですが、この前提は忘れてはいけません。

燃えやすい体質とは?

ここから最強体質に必要な燃えやすい体質についてご説明します。

まずは備蓄されたエネルギーがどのように消費されるかを見ていきます。

まず体内に備蓄されるエネルギー源は主に以下の3つです。

  1. 脂肪(皮下脂肪&内臓脂肪)
  2. 糖(筋肉の中にあるグリコーゲン&血液中の糖)
  3. タンパク質(筋肉)

ただし、筋肉の目的は体を動かす原動力なので基本的には備蓄とは考えません。

また糖はグリコーゲンという形で保存されているのですが、その量はわずかしかありません。よって本当の意味で備蓄として考えられるのは脂肪のみになります。

ではこの脂肪は具体的にどのように使われるのでしょう?

まず、エネルギーが必要な状況になると脳は脂肪を分解してエネルギーを作るようにというに命令をだします。その指令はカテコールアミン(ドーパミン&アドレナリン&ノルアドレナリンの総称)によって脂肪細胞に伝えられ、脂肪細胞内で脂肪の蓄積と分解を調整しているペリリピンが分解モードに入ります。そこにリパーゼという酵素が働くことで、脂肪はグリセロールと脂肪酸に加水分解され血中にが放出されます。あとは血中を通って筋肉や各臓器の細胞に届きエネルギーとして使われます。

これがざっくりとした流れになります。ここから脂肪が使われ易くなるために考えられることは

  • 脳からの伝達がちゃんと伝わること
  • リパーゼの働きを促進させること
  • 血流を促進させること
  • 筋肉と各臓器での代謝を活性化させること

です。

今上げて4つを満たすために重要なポイントは循環です。燃えやすい体質とは、体をめぐる血液やリンパ液などの循環が滞りない行われている体質と考えられます。

体質改善のポイントと習慣

では、燃えやすい体質に改善するために必要なことは何なのでしょうか?

先ほど、重要なポイントは「循環」だとお伝えしました。改善のポイントは循環を妨げる要因を取り除くことです。ここでは数ある要因の中でも特に影響があると考えられる3つをご紹介します。

1.長時間の姿勢維持

人間の体は、移動を前提とした構造になっています。しかし現代人は1日の中でほぼ移動をしない生活を送っています。動きがないということは、筋肉が本来の働きをしていないと言うことです。筋肉は移動や姿勢維持に使われるのはもちろんですが、循環にも大きな役割を担っています。筋肉は伸び縮みすることでポンプの役割をはたしており、全身から心臓に血液やリンパ液を戻すための原動力となっています。血液やリンパ液が戻らないと、むくみの原因になるだけでなく、細胞からでた老廃物の回収が滞るため代謝を妨げる原因にもなるのです。

生活や仕事のスタイルを変えることが難しいなら15分に一回は席を立つ、場所を変えるなのの工夫で体の機能を妨げないように心がけましょう。

2.可動性の減少

大人になると可動域を最大限に使って動くことは殆どありません。

最大限に動くことが減ると筋肉はだんだんと可動域を失っていきます。なぜなら年齢を重ねるにつれて、脳は必要のないものを減らそうと働きます。そのため筋肉の柔軟性や神経も同様に減らされていき、可動域そのものが小さくなってしまうのです。結果的に筋肉の作用も小さくなり、血液循環にも影響がでます。

可動域を取り戻すためには、ストレッチも重要ですが最大可動域で動くことが必要です。歩幅を大きくして歩いたり、腕を大きく回すなど意識して行う工夫をしましょう。

ただし、最大可動域での運動は怪我をするリスクも高いため無理のない範囲で行って下さい。

3.冷え性

手足や指先の冷えで悩む人は多いと思います。ただし、冷えは末端だけの問題ではありません。なぜなら、本当に怖いのは体の深部で起こる冷えだからです。

人間の体の中では常に活動が行われており、その活動によって熱が作られています。そして活動の中心となるのが肝臓や腎臓を含む内臓です。深部の冷えは、内臓の活動が低下していると言えるのです。

その内臓の活動低下の原因は自律神経の乱れにあります。内臓は自律神経によってコントロールされており、自律神経が乱れることによって内臓に多大なストレスを与えている事が原因なのです。

自律神経の乱れは、暴飲暴食、睡眠不足、人間関係など様々な物事が絡み合って生じます。この物事を一つ一つ解消することは容易ではありません。根本的解決は容易ではありませんが自律神経を整えることはできます。

その方法こそが呼吸です。それは呼吸を整えることで、本来はコントロールできない自律神経を間接的にコントロールすることができるからです。自律神経を整えれば内臓は本来のパフォーマンスを取り戻し、深部の冷えの改善にもなるでしょう。

そのためにできる1日5分の呼吸トレーニングの動画は以下に貼りつけておきます。

まずはこの3つを改善し、循環を妨げる要因を取り除くことであなたの体質は燃えやすい体質へと改善することが可能になります。

ただしここで一つ忘れてはいけないのが、体は習慣によって作られるという事です。

先ほどの3つを改善することを続けることこそ太らない習慣なのです。

 

(習慣化について詳しく知りたい人は、以下の記事がお勧めです。)

 

燃えやすい体質になるおすすめの食材

最後に、燃えやすい体質作りにお勧めの食材を紹介します。

燃えやすい体質のポイントは「循環」です。その循環と深く関わるのは、体の中でも血管です。循環が良くなれば、それに相当する血管の質が求められます。

そのためには、タンパク質と脂質のしっかり摂ることが大切です。ただしタンパク質や脂質にも種類があります。

そこでお勧めの食材が大豆と青魚です。

大豆や魚に含まれるタンパク質は、血管の内側の細胞を作り変えるために重要な材料です。また青魚に含まれる上質な油は、血管内を清掃してくれるため循環の促進に役立ちます。

もちろん食事の栄養バランスを崩しては意味がありません。バランスを大切にした上で、取り入れて頂きたいと思います。

まとめ

今回の記事は如何でしたでしょうか?

太りやすい体質は悪役とみられやすいですが、本当は有り難い体質だと理解できたでしょうか?

同時に燃えやすい体質についても理解できたと思います。

ぜひ2つの体質のバランスのとれた最強の体質を手にいれるために、習慣も大切にして頂ければと思います。

この記事がお困りのあなたのお役に立てれば幸いです。

自宅でパーソナルトレーナーと相談しながら運動できるサービス

おうちで気軽にできる、自分だけのオンラインパーソナルトレーニング。予約から指導までオンラインで完結するので時間や場所や人の目を気にせずフィットネス体験ができます。まずは無料体験から!

>オンラインパーソナルトレーニングZENNA無料体験

オンラインパーソナルトレーニングZENNA無料体験

CTR IMG