運動よりも食事よりもまず睡眠!世界一簡単な寝るだけダイエット

よくお客様から一番痩せる方法は何かを聞かれることがあります。しかしそれは人によって違うため一概に答える事はできません。

ただ世界一簡単なダイエット法は分かります。それは寝ることなのです。

「いやいや、毎日に寝てるけど太る一方です。」

なんて答えが返ってくることもありますが、睡眠の重要性について話すと殆どの方が納得されるのです。

事実、睡眠の改善により運動なし食事制限なしで半年で10kgのダイエットを成功させた方もいます。

今回は運動が嫌い、食事制限はやりたくない、そんなあなたの願望を叶える寝るだけダイエット法を、解説していきます。

睡眠の役割

睡眠、人のは三大欲求の一つにも数えられるくらい重要で、食事や運動よりも生命活動に影響を及ぼすことが証明されています。特に睡眠の需要な役割と言えば、体や脳の回復です。

睡眠中は脳の働きを制限することで、日中は脳の活動に使っているエネルギーを細胞や機能の回復に充てることができます。

ただし、回復を行うためにはエネルギーの他にも重要な物があります。

それが、脳や各臓器から分泌されるホルモンという分泌物なのです。

睡眠中に分泌されるホルモンの代表的な例でいうと、成長ホルモンです。

成長ホルモンは、睡眠に入ると同時に分泌がはじまり、熟睡時に分泌のピークを迎えます。これにより子供の場合は主に発育に、大人の場合は細胞の修復を促すのです。

ここまでの話で、睡眠が重要な役割を担っていることは、お分かり頂けたでしょう。

では、睡眠不足になると何が起こるのでしょうか?

それは、「コルチゾールの過剰分泌による脂肪のため込み」と「自立神経の乱れによる食欲の暴走」です。

次でもう少し詳しく説明しましょう。

睡眠不足と肥満の関係

まず、睡眠不足によって体がストレス状態に晒されると、体を守るために副腎という臓器からコルチゾールというホルモンが分泌されます。

コルチゾールはストレス対抗ホルモンと呼ばれ、人がストレスと闘ったり、逃げるために体勢を整えるホルモンです。

具体的には血圧を上げ、タンパク質や脂質から糖を作り血糖値をあげることで体を守る役割を持っています。短期的ストレスでは、タンパク質と脂質は代謝される一方で、慢性的なストレス状態では、コルチゾールは一転し脂肪を貯めこもうとするのです。

そこで追い討ちをかけるように食欲の暴走が始まります。なぜなら睡眠不足になると自立神経の乱れが起こるからです。自立神経が乱れると、食欲増進ホルモンであるグレリンが増え、満腹ホルモンであるレプチンが抑えられます。

睡眠不足になると体が脂肪を貯めこもうとする状態と食欲の暴走の相乗効果で肥満への道をひた走る様になります。ここで無理な運動や食事制限は、さらにコルチゾールの過剰分泌を促進させてしまいます。

大切なのは、根本原因である睡眠不足を改善することなのです。だからこそ寝るだけでダイエットが可能なのです。

では、寝るだけとは何も考えずに寝る時間を増やせば良いのでしょうか?

確かに睡眠の量も大切なのですが、同時に質も重要です。

睡眠の質を上げるには?

ここからは睡眠の質を上げるポイントを4つお伝えします。

1:食事は寝る3時間前まで

人は食事を消化するためにもカロリーを消費し、内蔵を動かしています。そのため消化状態では体を完全に休める事ができないため睡眠の質を下げてしまいます。

そのため睡眠に入る3時間前までには食事を終えることが理想です。難しいという方は、夕飯は消化に良い物を選択するところからスタートしましょう。

2:副交感神経を優位にする

睡眠不足を感じる方で、寝つきが悪いと感じている人は少なくありません。

人が睡眠に入るためには、副交感神経が優位になることが必要なのです。つまりリラックスできなければ、寝つけないのです。

寝る前のスマホ利用や運動が良くないと言われるのは、体や脳が興奮状態になり疲れていてもリラックスできないからなのです。

そんな時は、複式呼吸で横隔膜を動かしましょう。横隔膜には副交感神経に働きかけるためのセンサーが多いとされています。横隔膜を動かす事で間接的に副交感神経を優位にし、体をリラックスさせましょう。

3:枕の高さ

また寝るのは早いが、夜中に目が覚めてしまう方は枕の高さに気をつけましょう。特にいびきがある方は、枕の高さが高い可能性があります。枕の高さは、首のカーブを軽く補助できるくらいの高さで足りるため、微調整できるタオル枕がおすすです。

4:同じ時間に寝る

最後に睡眠に入る時間も睡眠質を上げるためには重要です。毎日、同じ時間に寝ることで体内リズムが整うと、時間になれば自然に眠くなります。まずは、寝れなくてもベットや布団に入る癖をつけましょう。

眠りのスイッチを入れる腹式呼吸

まとめ

今回の記事は如何でしたでしょうか?

現代人で睡眠が充分に取れている人は殆どいないと思います。だとすれば、寝るだけダイエットは多くの人に有効なダイエットではないでしょうか。

運動が嫌い、食事制限はやりたくない、そんなあなたは是非チャレンジしてみて下さい。

この記事がお困りのあなたのお役に立てたなら幸いです。

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