ぽっこりお腹にも効果的!腰痛の人でもできる逆腹筋のやり方

誰もが経験したであろう腹筋トレーニング。
ぽっこりお腹を解消したい女性に人気の絶えないトレーニングの一つです。

ただ、

  • 腹筋をしているけど効いている気がしない
  • 腰が痛い

など相談を受けるのもダントツで多いトレーニングでもあります。

そして最近では、その腹筋トレーニングの進化バージョンの
逆腹筋が登場しました。

この逆腹筋は、普通の腹筋トレーニングはお勧めできない腰に不安のある方でも、腰に負担をかけず行う事ができます。

ただし、通常の腹筋で効かせられない人が逆腹筋なら大丈夫なんて都合の良い話はありません。

そこで今回は、腹筋の効果が出しにくい理由と腰に負担をかけず効果を出す逆腹筋のやり方についてご紹介します!

現代人は腹筋運動が苦手

まず運動するためには、筋肉が柔軟で張りのある状態である事が必要です。

しかし現代人の多くは、姿勢の悪さからお腹まわりの筋肉が凝り固まっています。それにより背中の筋肉は引きのばされ、肩甲骨は前側に引き寄せられた状態です。
これが俗に言う猫背なのです。

猫背状態のお腹の表面はぽっこりして弛んだように見えますが、深部にある筋肉たちは硬いため運動しようとしても、なかなか動きません。

無理に動かすと腰や首を痛める危険もあります。

そのため腹筋運動が苦手だと感じるわけです。

では諦めるしかないのでしょうか?

そもそも問題は腹筋が固く縮んでいることです。

だとすれば、運動よりも先に腹筋を元の柔軟で張りある状態にできれば問題は解決できます。

 

逆腹筋に取り組む前にストレッチを!

腹筋の柔軟性と張りは取り戻すためには工夫が必要です。

まずは腹筋のお話から。
筋肉は例外なく大きく3つの部分に分けられます。

1つ目は、筋腹とよばれる赤くて最も柔らかい部位です。
2つ目が、骨と筋肉を繋いでいるいる両端のと言われる部分です。腱は筋肉の中で一番固い部分になります。
3つ目が筋腹と腱の間にある部分です。ここは名前はありませんが、腱から筋腹へと移り変わる部分であるため腱と筋腹の中間的な柔らかさになっています。

固く縮こまった状態というのは、両端の腱と腱が近づいている状態です。そのためストレッチしてこの腱と腱の位置を戻すことが必要になるのです。

腹筋でいう腱との位置は、上が肋骨、下が恥骨になります。
腰の部分に枕やクッションを敷いて腰を軽くそるような体勢で深呼吸しましょう。肋骨と恥骨の距離が伸びたように感じればストレッチ完了です。

次に肋骨と恥骨の距離を保ったままお腹に力を入れて、全力で凹ませて下さい。長年使っていないと力を入れる感覚が分からなくなります。これは、感覚をとり戻す練習だと思って下さい。

 

なぜ腹筋運動よりも逆腹筋が良いの?

前述のストレッチを行った後、通常は腹筋運動を行います。
伸ばした肋骨と恥骨をなるべく近づけるように、息を吐きながら身体を丸めて下さい。最初はほんの数回でも、お腹が震えるくらい効かせられると思います。

・・・と、腹筋運動の効果を出すことは出来ますが、本当はあまりお勧めしません。

なぜなら、腹筋運動はお腹を縮めて背中を丸める運動です。
日頃から丸まってい姿勢が多い人は、さらに丸める行為によりヘルニアや慢性腰痛を引き起こしてしまうリスクがあるからです。

その点逆腹筋は、スタート体勢でストレッチのポジションからスタートでき、腹筋運動で使う腹直筋のほか、深部にある腹横筋も鍛えられるメリットがあります。それによりぽっこりお腹の改善になる上に、姿勢からくる腰痛の改善も期待できるのです!

効果的な逆腹筋のやり方

  1. 肩幅に足を開く
  2. 頭に手を添え首に負担がかからないように保持
  3. かかとに体重を乗せる(少し足指を浮かせるとバランスがとりやすい)
  4. 息を吸いながら胸をそらし、息を吐きながら上体を戻す
  5. 10回を目安に行う
    ※腰が詰まるような場合は控えてください

逆腹筋は通常の腹筋運動よりも多くの筋肉を使うため回数より運動の質を高める意識で行いましょう。

また最初に説明したように筋肉が固く縮こまっている人は、反らす角度は気持ち良くできる所から行って下さい。無理に行うと腹筋の肉離れを起こす事もありますので、注意して下さい。

まとめ

今回に記事は如何でしたか?

どんな運動もただ行うだけでは効果を上げることはできません。日頃の状態を把握すれば自然とどんな工夫が必要なのか見えてきます。なかなか効果がでない、苦手だと感じたら是非考えてみる事をお勧めします。

この記事がお困りのあなたのお役に立てれば幸いです。

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