動ける体を取り戻したい!そんなあなたにお勧トレーニング5選

最近、身体が重いと感じたことはありませんか?

年齢と共に運動量は減り筋肉も衰えていきます。最初は何となく運動不足を感じ、だんだんと慢性的な疲労や身体の痛みに悩まされるようになります。

健康的で綺麗でいるためには、絶対に運動は必要なのです。ただ運動と言っても、全力で走ったり、重いものを持つ必要はありません。

身体の状態を理解し、適切な場所を動かすことができれば十分な運動になります。

そこで今回は、動ける身体を取り戻したいと思う方にお勧めのトレーニングを5つ紹介します。

年齢と共に動きづらくなる理由

まずは人が、年齢とともに動きづらいと感じる理由を行動的、身体的、精神的な3つの側面から考えてみましょう。

1.行動的理由

子供は大人と比べて運動量の多い生活を送っています。しかし社会にでて職につくと、ほとんどが座ることが中心の生活に変化します。行動よりも思考することを求められる事は、人間らしいことです。しかしは人間も他の動物と同様、生まれながらに移動を想定した構造を持っています。この生まれながらの構造と実際の行動の違いが、ストレスとなり動きづらさを感じさせる原因になります。

1.身体的理由

身体的理由を説明する上で一番重要なのは、年齢とともに減少すると言われる筋肉や持久力ではありません。それはあくまで結果的な話です。

動きづらさと関わるのがエネルギー供給の変化です。

人のエネルギー供給のシステムは2つ存在します。1つ目が瞬発的で持続できない解凍系システム。2つ目が瞬発力はないが持続可能なミトコンドリア系システムです。20代までは解凍系システムを中心としたエネルギー供給のため行動的です。また解凍系はエネルギー効率が悪いため、大量のエネルギー補給が必要になります。若い頃は沢山食べても太らない理由はここにあります。

そして30代を境にエネルギー供給システムの中心が逆転し始め、40代ではミトコンドリア系が中心となります。持久力は十分なミトコンドリア系ですが、最初の瞬発力に欠けるため動きだしが遅い、最初の一歩が重いと感じるのです。それに伴い、運動量が低下するとミトコンドリア系の供給システムも低下してしまいエネルギーが作られず身体が動かないと感じるようになります。

1.精神的理由

これは思い込みに近い現象です。私達は一般的に、歳をとると身体が動きづらいと考えています。筋肉量が減る、老化するからと最もらしい理由と結びつけられて真実だと思いこんでいます。

しかし、幼少時代に運動経験がなく大人になって運動し始めた人の中には逆だと感じている人もいます。日に日に身体が動くと感じているのです。これは脳や神経が発達することにより筋肉の減少により行動の低下をカバーしているからだと考えられます。

私の脳は死ぬまで成長できるのですから、年齢に限らず動けると考えれば動きづらいと感じことはありません。ただし脳の発達を促すためにも運動は絶対に必要です。運動なしで、思い込みだけで動けるようにはなりません。

以上の様に、動きづらさを感じさせる要因は複数存在します。これを全て解決するためにはやはり運動する以外ありません。

オススメトレーニング5選

1.LSD

ランニングの1種で、ゆっくり長い距離を走るトレーニングです。早歩きより少し早いくらいの速度で60~90分を目安に行います。不足している動作としては「歩く」「走る」「振る」「引く」の4つを含んでいます。またゆっくり長く走ることで毛細血管の発達を促したり、脂肪燃焼の効果も期待できます。

2.自転車

含まれる不足動作は「漕ぐ」「乗る」「掴む」「押さえる」です。スポーツクラブでもよく見かけるエアロバイクでも代用可能ですが、できればスポーツタイプの自転車で外を走ることをおすすめします。なぜなら、エアロバイクでは姿勢維持に必要な動作が必要ないため効果が半減してしまう可能性があるからです。外を走れば気分転換にもなるため、継続性も高まります。

3.ハイハイ

日本では馴染みのない大人のハイハイトレーニングですが、アメリカでは立派なトレーニング法として知られています。含まれる不足動作は「はう」「支える」です。

1日3分からスタートできるので時間がない方やいきなり長時間の運動は難しい方はおすすめです。腰や脊柱のトレーニングとしても効果的です。腰痛が国民病とされる日本人には一番必要なトレーニングかも知れません。

4.懸垂

最強の自重トレーニングとも呼ばれトレーニング愛好家の中でも人気の種目の一つです。含まれる不足動作は「ぶら下がる」「握る」「引く」です。普段使われにくい背中まわりの筋肉を効率的に使うほか、肩こり、腰痛改善の効果も期待できます。懸垂用の器具も数多く販売されており、自宅で行いたい方には最高の種目です。女性ならぶら下がるだけで肩甲骨まわりの活性化に繋がるのでダイエット効果も期待できます。

5.逆立ち歩き

含まれる不足動作は、「逆立ち」「支える」です。バランス感覚を養うために利用される逆立ちですが、お腹まわりおインナーマッスルの強化や血流改善の効果も期待できます。まずは壁を使うところからスタートすれば安全に行うことができます。1日2回(1分)を目安に行いましょう。

まずは自身に不足しているトレーニングから初めて頂き、少しづつでも行えば体は本来の動きを取り戻すはずです。くれぐれも焦らず、安全に配慮しながら行いましょう。

運動で睡眠の質を高める

最後に運動することで得られるメリットについてお伝えします。

運動には様々なメリットがありますが、現代人において最大のメリットは睡眠の質です。運動により睡眠の質を上げ使い過ぎてな脳を休めることができます。

あなたは寝ても疲れが取れないと感じたことはありませんか?

なぜなら現代人は睡眠で脳の疲労を解消できなくなっているのです。

脳の疲労を解消するためには自律神経の働きが重要です。自律神経が乱れると眠りの質が低下し、体は休めても脳が休めない浅い眠りになるからです。

運動はその乱れた自律神経を整えることにも抜群の効果を発揮します。運動によりホルモンの分泌を高め、呼吸をしっかり行うことで自律神経本来のリズムを取り戻し、適度な疲労感が深い睡眠への後押しをしてくれます。

体と脳は繋がっています。使われるない体の代わりに、使われすぎな脳を労ることも動ける体を取り戻すためには必要な要素ではないでしょうか。

まとめ

今回の記事は如何でしたでしょうか?

動ける体を取り戻すというと、凄く大変に聞こえたことも冷静に考えれば当たり前のことを当たり前にやること大切なんだとお分かり頂けたと思います。

年齢のせいにして諦めるか、後悔したくないとチャレンジするかは自由です。ただ今の今があなたにとってベストタイミングだということを忘れないで下さい。

この記事がお困りのあなたのお役に立てれば幸いです。

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